観葉植物を飾るだけで空間がガラっと変化します。
空間のプラスの変化は、心地いいだけではなく、気持ちもポジティブになりますね。
しかし、観葉植物は生き物なので、毎日しっかりと育てなければ枯れてしまいます。
今回は、初心者にもわかりやすいような観葉植物の育て方についてお伝えしていきます。
観葉植物の置く場所によって育て方が変わる
観葉植物にはいろいろな種類があり、種類によって育て方も異なります。
失敗せずに観葉植物を育てるためには、植物を置く場所の環境を自分自身でしっかりと把握することが重要となります。
明るい場所が好きな観葉植物
植物は光合成をして生きていくので、観葉植物でも、明るい室内に置くのが理想的です。
住む場所によっては、十分な光が入ってこない空間も出てきます。
しかし、強い光を好む観葉植物から、弱い光でもすくすくと育つ観葉植物まで様々です。
観葉植物を置きたいスペースが光の強いところなのか弱いところなのかを見極め、その環境に合った観葉植物を置くといいですね。
半日、日差しが射すくらいの室内であれば十分に元気に成長します。
1日中日光浴させようと思う心配はいりません。
観葉植物を育てるうえで日光浴はとても重要視されていますが、夏の直射日光には気を付けなければいけません。
夏の直射日光は葉焼けをおこしますので夏場は日陰の涼しいところへ移動させるといいですね。
気温に適した観葉植物
観葉植物を育てるには、気温も重要視されます。
観葉植物は春から秋にかけて(4月~10月頃)が活動時期(成長期)の大体の目安と言われており、この時期が一番成長できるチャンスなので、積極的に日光浴をさせましょう。
ただし、夏場の日差しには注意しなければいけません。
明るい窓際か、戸外で直日にあてることでも十分に成長することができます。
直射日光に弱いタイプは控えめに日光浴させましょう。
日なたに置いて成長をみます。
秋からの光合成は、冬を乗り越える強い株にするためにも必要不可欠となります。
天気のいい日は短時間でも日光浴させるのがおすすめ!
冬場は曇る日が多い上に北風が冷たく外に出せる日があまりありませんが、天気のいい日には積極的に日にあてるように心がけるといいでしょう。
初心者の方には、気温0℃でも耐えられるほどの寒さに強い観葉植物はおすすめです。
寒さには強いですが霜には弱いので、霜にさえ気をつけていれば、年間を通してベランダなどの屋外で育てることも可能です。
マンションにお住まいの方が育てるのにも気兼ねなくガーデニングを楽しめる観葉植物として人気が高いです。
乾燥にも低温にも耐えてくれる強い観葉植物を選ぶといいですよ!
一方で、低温に弱い観葉植物は、気温が10℃を下回ると弱って最悪の場合枯れてしまうので、気を付けなければいけません。
原種が赤道以南の暖かい地域に生息している品種は、基本的に冬は室内で栽培し、気温が低くなり過ぎないように環境を整えることも大事なので、初心者の方には少し大変かもしれません。
なお、窓際に観葉植物を置いていると朝晩は気温が下がりやすくなるので窓際から少し離れた場所に置くといいですね。
風通しも重要ポイント
風通しに気を配ることは、観葉植物を育てるうえで大事なポイントです。ジメジメしない乾燥した環境は、観葉植物を育てるうえで適した環境だと言われており、定期的に室内の換気をするなどして、空気の通りを良くすること好ましいです。
じめじめとした空間で観葉植物を育てると、雑菌が繁殖する危険性が高まります。
雑菌の繁殖を防ぎ、いつまでも健康的に育てるために、風通しを良くすることは重要と言えます。
また、害虫を防ぐ効果も期待できるので、観葉植物の育て方として一番気を遣う水やりと同じくらい、風通しも大切なポイントです。
空気の循環の悪い所に長く置いていると、観葉植物は元気を無くしてしまうので、風通りのいい場所を選ぶといいですね。
不在が多い場合の観葉植物のお世話は?
常に家にいるときはお世話をすることができますが、不在が多い人の場合はどうすればいいのか悩みますね。
夏場の場合は、閉め切ったお部屋はサウナのように温度と湿度ともに高くなります。
長期間この状態にしておくと、観葉植物が元気をなくしてしまうので、不在の場合は涼しい場所に移動します。
冬場の場合は、夏場とは逆にはなるべく日当たりのよい暖かい場所へ移動します。
さいごに
観葉植物の失敗しない育て方について、置き場所が一番の重要ポイントになっていることが分かります。
置きたい場所がどんな環境なのかによってその環境に対応した観葉植物を選ぶようにするといいですね。
種類によって特徴が違うので、迷ったときにはお店の人に相談して決めるようにすると間違いありませんよ!
不在が多い場合には、観葉植物がどうなっているか心配だと思います。
少しでも元気な状態にしておくために、観葉植物が枯れないような場所にしっかりと移動してから出かけるようにするといいですね。