観葉植物の定番・ゴムの木の育て方

ネットで「育てやすい 観葉植物」で検索すると、かならず上位に出てくるのがゴムの木。丈夫で手間もかからないため、人気の観葉植物としてすっかり定番となっています。ゴムの木は、初心者の方にこそおすすめしたい植物です。

目次

ゴムの木の原産地

観葉植物ゴムの木の育て方
植物名
別名
科名クワ科
属名フィカス属
原産地熱帯地域
日当たり日当たりのいい場所に置く
花言葉永久の幸せ
誕生花12/27

「ゴムの木」は固有名称でなく分類の総称です。日本では「ゴムの木」=「インドゴムノキ」を指すことが多いようです。インドゴムノキは、別名フィカス・エラスティカとも呼ばれています。名前通り、原産はインドやミャンマーですが、ゴムの木類はブラジルやマレー半島に広く分布しています。

ゴムの木の仲間

ゴムの木は、園芸品種が多様です。ゴムの木の育てやすさは共通しているため、いずれも広く知られ、長く親しまれています。

ゴムの木の種類
  • カシワバゴムノキ(フィカス・リラータ)
  • ベンジャミン
  • バーガンディ
  • ガジュマル
  • フランスゴムノキ

樹液を出す理由

ゴムの木に限りませんが、枝や葉を切ったときに樹液を出す植物があります。毒のような樹液を植物が持っている理由は、一説に「繁殖するため」だといわれています。かじった動物が思わず吐き出してしまうような味や毒素を体内に隠しておくことで、食べられて絶滅してしまうのを防ぎます。大自然の中で効率よく生き残るため発揮した賢さともいえます。

ゴムの木の育て方

日当たり

ゴムの木は、全般的に日当たりの良い場所を好みます。5℃以上であれば、屋内外を選ばず育てることが出来ます。耐陰性があるため、日陰でも育てることは可能ですが、最低でも週1回・3時間程度は日光浴をさせてあげましょう。日光を浴びることで葉のツヤや発色が良くなり、しっかりした株になります。極度の日照不足は、見た目に影響が現れてきますので注意してあげましょう。

暑い季節の直射日光は強すぎてしまうため、7~9月は風通しの良い日陰に移してあげてください。気温が低い午前中だけ日が当たる場所だとベストです。夏場の暑さや強い日差しは、葉焼け(葉がやけどしたように黒ずむこと)を招いたり、葉を落とす要因につながります。

環境になじむまで

置き場所を変える場合は、できるだけ徐々に慣らしてあげるようにしましょう。日陰から日なたに移す場合、1日ずつ明るい場所へずらしてあげるイメージです。急激な温度差や日差しは、株にダメージを与えるだけでなく、その後の成長にも影響を及ぼします。

植物は、環境が変わったことを察知すると、そこに馴染もうとがんばります。購入したばかりの鉢が、家に置いたとたん葉を落とし始めるケースがあります。葉の数を減らして、負担を減らす働きといわれます。しばらく様子を見て、芳しくないようであれば、日当たりや水分に過不足はないかチェックしてあげてください。

水やり

根腐れさせない水やりのポイントは「頻度」と「温度」です。

成長期にあたる春~夏は、水をたくさんあげましょう。量はたっぷり、鉢底から水が滴るまであげるようにします。夏場は日中に水をあげると、鉢内の温度が上がりすぎてしまうため、比較的涼しい午前中にあげるようにしましょう。受け皿を使う場合は、鉢の水がしっかり切れてから乗せてください。次の水やりのタイミングは、土の表面がしっかり乾いてから。成長期は水分の蒸発も活発になるため、1日1回くらいが目安です。

冬場は、株の成長が緩やかになるため、土が乾きにくくなります。水やりは土の様子を見ながら、週1回程度に控えましょう。水やりは日中に行い、気温が下がる夕方~早朝は避けるようにしてください。

乾燥に注意

葉が乾燥すると、葉が変色したり、丸まって変形したりします。

乾燥対策として、霧吹きで葉の表と裏に水を吹きかけ、湿度を保つようにしましょう。土への水やりと異なり、葉水は多くて大丈夫です。1日1回はしっかりと湿らせてあげるのがおすすめです。

室内に置く場合、エアコンの風が直接当たる場所は避けてください。葉の蒸散が活発になりすぎてしまい、過乾燥を招きます。

剪定時は樹液対策を

伸びすぎた葉や枝は、適度にハサミを入れ、整えてあげましょう。通気性を良くし、まんべんなく葉に光が当たる状態を保ってあげることで、より丈夫に育ちます。

ゴムの木全般、切り口から白い樹液が出ます。ゴムの木の樹液は、天然ゴムの原料として使われています。ラテックスアレルギーの方は注意が必要です。手につくとかぶれることもあるため、ふれたらすぐ手を洗いましょう。樹液は、服や床・他の葉につくと取れにくいため、すぐ拭けるようティッシュがあると便利です。剪定の際、手袋や汚れていい服を身につけ、鉢の下に新聞紙を敷いておくのがおすすめです。

まとめ

ミニ観葉植物としても、ゴムノキの仲間はたくさんの種類が出回っています。

成長が旺盛な品種も多いため、小さく買って大きく育てることも可能です。小さい鉢はリーズナブルに揃えられるので、いろんな種類を買って並べ、成長の違いを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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