「青年の木・ユッカ」の特徴と育て方

広くて鋭い葉と安定した太い幹を持つユッカ。若い葉を上へ上へと力強く伸ばしていくその姿は、そばにいる人の運気まで一緒に上げてくれるといわれています。定番ギフトとしても人気の理由をはじめ、特徴や育て方もあわせてご紹介します。

目次

基本情報と特徴

植物名
別名
科名
属名
花言葉
誕生花

ユッカの原産は、北アメリカ大陸から中央アメリカ。約50種類前後が自生するのは、ほとんどが乾燥地帯です。自生地では10mを超えるものもありますが、鉢植えであれば大きくても2mほど。性質が丈夫で屋外でも育てやすいことから、気候の暖かい地域では庭木としてもよく扱われています。

代表的な品種はユッカ・エレファンティペス(Yucca elephantipes)、別名「青年の木」とも呼ばれる観葉植物です。次々と新しい葉を伸ばし、雄々しく生長する姿からその名前がついたといわれています。「エレファンティペス=ゾウの脚のような」という表現の通り、幹の太さや質感はずんぐりとしたゾウの脚によく似ています。

ユッカ・ギガンティア(Yucca gigantea)の名称もありますが、一般的に認知されているのは「エレファンティぺス」が多いようです。

ユッカの花言葉と風水

風水の観点から見ると、上に葉を伸ばす植物は、成長・発展・成功を後押しする「陽の気」が強いとされています。ユッカには、運気アップにつながる要素だけでなく、「勇壮」「偉大」「爽快」という前向きな花言葉もついているのです。

ユッカが、新築・独立など転機を迎える方に向けたお祝いに選ばれることが多いのは、縁起の良さを体現しているからともいえそうです。

また、鋭い葉っぱを持つ植物には、邪気を払う魔除けの効果があるといわれています。

住まいに置く場合、気の入り口である玄関・部屋の出入り口に置くのがおすすめです。くつろぐことの多いリビングやベッドサイドでは、力が強すぎて良い気まで払ってしまうため、丸みのある葉の観葉植物と隣り合わせに置き、中和するのが良いといわれています。

日陰でもユッカは育ちますが、ときどきは日光浴をさせてあげるようにしましょう。

ユッカの上手な育て方

日当たりと環境

ユッカは日光を好む植物です。生長期にあたる春~秋のあいだは、ベランダや屋外でもよく育ちます。葉焼けするのを防ぐため、真夏は日中の直射日光が長く当たるのを避け、明るく風通しのいい日陰で育てるようにしましょう。コンクリート上に直置きすると鉢に高熱がこもってしまうため、出来れば木製の花台などに乗せてあげるのがおすすめです。

室内に置く場合は、日当たりの良い窓辺がおすすめです。日差しの強い季節は、薄手のカーテンで日差しを調整してあげるようにしましょう。秋~春先の直射日光は問題ありません。

玄関や日の入らない場所に置く場合、週に1回程度は明るい場所に移動し、光に当たるようにしてください。上に伸びるはずの葉がしんなり垂れるようであれば、日照不足の可能性があります。

冬場は、室温3℃ほどあれば冬越しが出来ます。屋外で育てている場合は、肌寒さを感じる秋頃から室内に移してあげるようにしましょう。

急激な環境の変化に注意

ユッカに限りませんが、丈夫な観葉植物であっても、置き場所が急激に変わるとストレスを感じ、株が極端に弱る可能性があります。日陰から日向、冷えたところから暖かいところなど、環境の変化が大きい場所へ短時間で移すのは避け、植物の順応性が追いつくように徐々に慣らしてあげましょう。環境が合わない場合、異変はまず葉の様子に現れます。ささいな変化に気づければ、対処もしやすくなります。

水やり

ユッカは比較的乾燥に強い植物です。年間を通して、土は乾かし気味に育てます。体内に水を蓄えておく働きがあるため、水不足で枯れてしまうことはほぼありません。

水やりで気にかけたいのは、水の量ではなく頻度です。土の表面がしっかり乾き、指でふれても湿り気を感じなくなったら、たっぷり水をあげましょう。鉢全体に水が行きわたり、底から水があふれてくるまであげます。次の水やりは、また土の表面が乾くまで待ちます。

春~秋は蒸発も早いため1日1回くらい、冬場は水をあまり吸わなくなるため、1週間に1回程度のペースが目安です。

根腐れに注意

水切れより気をつけたいのは、水のあげすぎです。吸収しきれないほどの水分があると、鉢の中が蒸れてしまい、根腐れにつながります。根が腐ると徐々に幹へ浸食が進み、硬いはずの幹がぶよぶよと黒ずんだ様子になります。幹が腐ると対処出来なくなるため、水やりは土と葉の様子に気を配りながら、適切な量とタイミングを心がけるようにしましょう。

植え替えのタイミング

ユッカはゆるやかに生長します。長く育てていると根がつまり、うまく水分や養分を吸い上げられなくなるため、定期的に植え替えをしてあげるようにしましょう。タイミングは3年に1回程度、春~夏前くらいまでに済ませると株が傷みにくくて済みます。

植え替えの際は、根を1/3程度まで切り詰め、新しい土に植えてあげるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ユッカが力強く生長する姿は、見ているだけで元気をもらえます。元気を出したいとき、覚悟を決めてがんばりたいとき、ユッカのたくましさにあやかってみるのもいいかもしれません。

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