ドライフラワーはどう作る?4つの作り方と長持ちするお手入れ方法

落ち着いた色味でナチュラルな風合いを楽しめるドライフラワー。きれいに仕上げるためにはどう作ったらいいのでしょうか?また、ドライフラワーは全くお手入れが要らないものなんでしょうか。
ポイントを押さえつつ、好きなお花を使ったドライフラワーを始めてみませんか。

目次

上手なドライフラワーの作り方

ドライフラワーを作る際、お花の形を崩さないように水分を抜くことが大切です。自然乾燥をさせる以外に、専用の薬剤を使う方法もあります。手間がかかる方法もありますが、それだけ加工できるお花の幅が広がります。

ハンギングで自然乾燥

簡単にドライフラワーを作れるのがハンギングで作る方法です。お花を麻ひもで束ねて吊るし、1~2週間かけて自然乾燥をさせます。早く乾くよう、束ねる本数は少なめにしましょう。扇風機やエアコンの風、浴室乾燥機の風を当てて乾かすと早く仕上がります。

 メリット …簡単・手間がかからない
 デメリット …発色は保てない・褪せたような味わい
 おすすめの花 …水分が少ないもの(カスミソウ・ラベンダー・スターチス・ユーカリ)

ドライインウォーター法

容器に少量の水と花を入れ、生けたまま乾燥させる方法です。吊るさないため、そのままの形を崩さず乾燥させることが出来ます。ハンギング同様、扇風機や浴室乾燥機を使って乾燥が早く進むよう工夫します。お花にあたる風が強すぎないよう気をつけましょう。乾燥には1~2週間程かかります。

 メリット …簡単・手間がかからない・飾りながら楽しめる

 デメリット …時間がかかる・発色は保てない・花の首が垂れる植物に向かない

 おすすめの花 …茎が曲がらないもの(アジサイ・カスミソウ・バラ)

シリカゲル法

レジンやハーバリウムの制作用に、お花だけドライフラワーにしたいときにおすすめの方法です。
密閉容器にドライフラワー用シリカゲルを1㎝ほど敷き、切り取ったお花を重ならないよう並べます。お花の上からさらにシリカゲルをかけてサンドイッチ状にします。形をつぶさないよう、スプーンを使ってお花をしっかり埋めましょう。お花の種類で多少変わりますが、1週間前後で仕上がります。乾燥後は、長く空気に触れると退色するため、シリカゲルを除いた密閉容器で保存し、なるべく早く加工しましょう。
 
 メリット …立体的な形が残せる
 デメリット …茎や葉は残せない・乾燥後はすぐレジンやハーバリウムの加工が必要

おすすめの花 …花びらが多いもの(バラ・ヒマワリ・ビオラ・カーネーション)

グリセリン法

お花のボリューム感と鮮やかさを保ったまま乾燥させる方法です。よくグリセリンを吸い上げるよう、咲き始めの元気なお花を選んで加工します。
グリセリン1:熱湯3の割合で溶液を用意します。溶液が冷めたらお花を挿して吸収させます。その後は、冷暗所で保存し1~10日程度置きながら様子を見ます。グリセリン溶液が花や葉に染みてきたら完了です。

 メリット …発色が良いまま残せる

 デメリット …手間がかかる

 おすすめの花 …水分量が多い花(バラ・マリーゴールド・カーネーション)

長持ちさせるためのコツ

ドライフラワーの種類にもよりますが、飾るうちに色褪せや崩れが発生し、保てるのは半年程といわれています。生花にくらべて手間はかかりませんが、より長持ちさせるために気をつけてあげたいポイントがあります。

高温多湿に注意

ドライフラワーは、湿気が苦手です。湿度の高い場所には飾らないようにしましょう。湿度が高いと劣化が早まるだけでなく、カビが発生する原因にもなります。
室温が高すぎたり、急激な温度差が起きやすい場所も同様です。長く状態を保てる適温は20℃前後といわれています。

梅雨時など湿度が心配なときは、衣装ケースを使った除湿方法がおすすめです。花と一緒にクローゼット用の除湿剤を入れておき、数日様子を見ます。

多すぎる湿気にも注意ですが、極度の乾燥もよくはありません。作った時とは異なり、エアコンの風が直接当たると乾燥しすぎてしまいますので気をつけましょう。

紫外線を避ける

色褪せた風合いが特徴のドライフラワーですが、直射日光に当たると退色が進みます。乾燥のしすぎにもつながるため、日差しの当たる場所は避けて飾りましょう。退色防止のスプレー剤などを使用すると効果的です。また、UV加工のケースを利用するのもおすすめです。

埃はまめに払う

ドライフラワーは長く飾っているあいだに、どうしても埃がついてしまいます。お花は細かく複雑な凹凸があるため、隙間に埃が積もるとお掃除しにくいです。

クリアケースに入れて飾っておけばお手入れが簡単です。花をそのまま飾る場合は、やわらかい筆やチークブラシを使ってこまめに埃を払ってあげましょう。壊れやすいため優しく扱います。静電気防止のスプレーを吹きかけておくのも対策になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。最も手軽なハンギングであれば、材料いらずですぐに始めることが出来そうですよね。グリセリンやシリカゲルも、1,000円以内の低予算で揃えられる薬品です。季節の花を取り混ぜながら、ぜひドライフラワー作りを楽しんでみてください。

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