コスモスの育て方をお届け!種から、苗からなどそれぞれの注意点も解説

そよぐ風にひらひらと優しく揺れるコスモス。素朴でどこか懐かしさを覚える、秋の定番の花です。コスモスは、お庭がなくても、ベランダガーデニングでとても簡単に育てることが出来るんです。ご自宅でたっぷりのコスモスを育てて、今年はカラフルな秋を味わってみませんか。

目次

コスモスの基本情報

コスモスは、キク科コスモス属の一年草です。日本の秋の風物詩のイメージがありますが、原産地はメキシコの高原地帯。暑さに強く、乾燥した土地でよく育つ、丈夫な性質を持っています。

公園や野原に咲く、シンプルな一重咲きの花がよく知られていますが、園芸品種はかなり豊富です。カラーバリエーションはピンクや白だけでなく、オレンジや黄色、チョコレート色、赤。加えて、ツートーンカラーやグラデーション状に色が変わるもの、ゴージャスな八重咲きなど、さまざまな咲き方と色の組み合わせがあります。季節の切り花やアレンジにも多く用いられており、いずれもコスモスの概念を変えてくれる華やかさがあります。

コスモスは、地植えやプランター栽培でも育てやすく、群生させると見応えがあります。

開花時期

秋だけでなく、早咲きの品種も多いため、開花時期は6~11月くらいまで。咲く時期の異なるものを組み合わせて育てると、より長く花を楽しむことが出来ます。

  • 夏咲き …開花:6~11月/タネ蒔き:4~7月
  • 秋咲き …開花:9~11月/タネ蒔き:5~8月

コスモスの育て方

日当たりと環境

風通しがよく、日当たりの良い場所を好みます。鉢植えの場合は、屋外で育てるようにしましょう。

用土

市販の草花用培養土でよく育ちます。鉢植えの場合は、鉢底石や軽石を敷いて水はけを確保しましょう。乾燥に強く、湿った土が苦手なため、地植えする場合はパーライトを混ぜ込み、水はけがよくなるよう整えます。

水やり

乾いた土を好むため、水のやり過ぎに注意です。鉢植えで育てる場合は、土の表面が乾いたらたっぷりあげるようにしましょう。地植えの場合、雨水がかかる場所であればほぼ水やりは必要ありません。雨の降らない日や猛暑日が続く場合は、株や土の様子を見ながら水をあげましょう。

夏場の水やりは、気温の高い日中を避け、朝か夕方にあげるようにしてください。

草丈を低く育てるなら

コスモスは生長すると背が高くなるものが多いです。世話をせずにいると、2m近く育ってしまうものも。コスモスの弱点は、茎が細く弱いため、強風や強い雨で倒れやすいところです。丈夫なので、折れても枯れることはありませんが、せっかくの見た目が悪くなってしまいます。あらかじめ草丈を50cm前後に抑え、低めに育てて倒れにくくするのがおすすめです。

茎の先端にある芽を摘み取ると、脇から芽が出るようになります。脇芽を増やすことで、草丈を抑えるだけでなく、株のボリュームを増やし、花を多くつけることが出来ます。

草丈を高く育ててワイルドなボリュームを出したい場合は、倒れにくいよう、適宜支柱を立ててあげるのがおすすめです。

花が咲いた後

コスモスは、次々に花を咲かせます。咲ききって萎れた花は、早めに摘み取るようにしましょう。花がらを摘むことで、次の花へ栄養を回すことが出来ます。花を摘むときは、花びらだけでなく、花茎から切り落とすようにカットします。

茂り過ぎたコスモスは、込み入った花や葉を剪定してあげることで風通しがよくなり、元株の生長の助けになります。

剪定のついでに、コスモスを切り花にして、お部屋に飾ってみるのはいかがでしょう。花瓶や器に合わせて茎を長めに切り取り、水に浸からないよう下葉は取り除きます。茎は、水に浸けた状態で水切りします。園芸バサミは、清潔でよく切れるものを使いましょう。

摘んできて、お好きな器に挿して活けるだけ。お部屋の中を、秋を感じる空間に変えてくれるひと手間です。

種、苗、どちらから育てる?

タネ蒔きからする場合

コスモスが発芽しやすい気温は15~20℃くらいです。タネを蒔いてから60~90日ほどが開花の目安です。鉢植えは、6号以上の鉢や横長のプランターを使って育てましょう。

  1. 土に指を刺し、1cm程の穴をあける
  2. 穴に3~4粒タネを蒔く
  3. 土を薄くかぶせる
  4. 発芽後、双葉が出たら形のいいものを残して間引く

最終的に、ひと鉢につき苗1本にするのがベストです。

苗から育てる場合

植えつけに適した時期は、4~6月頃、秋咲きは9月頃です。葉の色がきれいで、茎がひょろひょろと徒長していない苗を選びます。

  1. 鉢に鉢底石を敷き、1/3程培養土を入れる
  2. 苗ポットから株を抜き、ほぐさず鉢に入れる
  3. 隙間に土を足し、整える
  4. 底から水があふれるまで水やりをする

目安は、5号鉢に1株です。

地植えで育てる場合は、植えつける間隔は20cmほど空けるようにしましょう。

まとめ

どんなに見慣れたように感じる花でも、自分で育ててみると愛おしく、新たな発見があるのも楽しいポイントです。コスモスには素敵な品種がたくさん増えてきています。秋になると苗も出始めますので、ぜひチェックしてみてください。

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