【冬の防寒対策】寒い時期の観葉植物の水やりや手入れのコツとは?

観葉植物は、熱帯や乾燥地帯など、暑い国原産のものが多いです。そのため、日本の冬の寒さが苦手な植物もあります。無事に冬を越すにはどうしたらいいのでしょうか。気をつけてあげたいポイントを押さえておきましょう。

目次

知っておこう!生育期と休眠期

観葉植物には、よく成長する生育期と、成長が緩やかになる休眠期があります。寒い季節に成長が止まるのは、病気ではなく自然なことです。

生育期は春先から秋、だいたい3月〜10月くらいまでを指します。中でも最も成長が活発になるのは初夏前後、4月〜7月くらいまでです。真夏や残暑はややペースダウンし、暑さが落ち着いた頃にまた成長しはじめます。

休眠期にあたるのは晩秋から冬、11月〜2月です。休眠期に入ると、植物の成長は止まります。育ちやすい環境であれば、寒くても成長を続ける場合もありますがペースは緩やかです。

いずれも、植物の種類によって多少の違いはあります。植え替えや枝葉の剪定をする際は、出来るだけ休眠期を避け、生育期に行うようにしてあげましょう。

休眠期はここに注意!5つのポイント

冬の肥料は植物を枯らす

休眠期には、植物は栄養を必要としません。冬場に肥料をあげると、吸収出来ない過剰な養分が鉢の中でとどまり、株や根を痛める原因になります。

肥料をあげるなら生育期です。必要な養分を最も吸い上げる時期でもあるため、適度な肥料は植物の成長を後押しする強い効果を発揮します。必ず容量を守り、与えすぎないよう気をつけましょう。

水やりは回数を控える

寒い季節に植物はあまり成長しなくなるため、たくさんの水を必要としません。多肉植物や塊根植物など、植物の種類によっては断水が必要なものもあります。

冬場は水を控えめに、とよく言われますが、控えるのは水の量ではなく頻度です。様子を見ながら、週に1回程度あげれば充分です。

水は、鉢の土の表面が乾き、さわっても湿り気がなくなったらたっぷりあげるようにしましょう。鉢底から水があふれてくるくらいの量が目安です。

ベランダや屋外の植物は、気温が比較的高い昼間の時間帯に水やりをしましょう。日中でも0度近い気温の日は控えた方が無難です。

夕方に水をやると、水分が鉢の中に多く残るため、凍結を招き、根にダメージを与える可能性があります。

葉水で乾燥・防虫対策

冬の空気は水分が少なく、エアコンが効いた室内は乾燥しています。葉に霧吹きでたっぷり水をあげるようにしましょう。土への水やりの回数は少なくて充分ですが、葉水は毎日でもOKです。葉の乾燥を防ぐだけではなく、防虫効果があります。葉裏につきやすい害虫を退け、植物の外観をきれいなまま保つことが出来ます。

また、定期的に換気をすることで乾燥をやわらげることが出来ます。こもった空気を逃し、室内の風通しを良くしておくことは、植物の生育にも良い影響を与えます。

温度差に注意

暖房機器のそばや、床暖房・電気カーペットの上に鉢を置くのはやめましょう。急激な温度変化は植物にとってストレスとなり、健康を損なう可能性が高くなります。それだけにとどまらず、鉢の中の水分がじめじめと蒸れ続け、根を腐らせる原因にもつながります。

冷え込む場所に置いてある鉢であれば、冬のあいだだけ暖かい部屋に置いてあげるのがおすすめです。

エアコンの風が植物に直にあたると、過度の乾燥を招くため、風向きには注意を払ってあげましょう。

可能であれば屋内へ

耐寒性があり、気温0度でも耐えられる植物であればベランダでの越冬が可能です。ただ冬場に雪が積もったり、霜がついたりすることで株が痛んでしまう可能性があります。

可能であれば、気温が下がり始める11月くらいから室内に入れて育ててあげるのがおすすめです。急激な温度変化はストレスになるため、徐々に室温に慣らしてあげるイメージです。

冬場に弱ってしまった植物のお手入れ

もし、寒さや環境の変化で植物が萎れてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。

上記であげたように、土への水やりや肥料は逆効果となってしまいます。

弱った鉢は、暖房のある暖かい室内に入れて様子を見ます。明るい窓辺、かつエアコンの風が直に当たらない場所を選びましょう。温かい空気は上にたまるため、床より高いところに置いてあげられると良いです。家具の上、なければ椅子の上などでもOKです。

葉水の回数を増やし、1日2〜3回ほど霧吹きで水を吹きかけてあげましょう。この状態を保ち、1〜2ヶ月程様子を見ます。休眠期は植物の反応も鈍くなりますので、長い目で見てあげてください。葉にハリが戻ったり、新芽が出てくればひと安心です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。冬の寒さが身にこたえるのは人間だけではありません。言葉のコミュニケーションがない代わりに、植物は何かしらのサインを表に出してきます。様子に気を配り、早い段階で対処をしてあげられるといいですね。冬のあいだに健康を保ってあげられれば、生育期には存分に成長を見ることが出来ますよ。

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