もう枯らしたくない!植物を上手に育てるために本当に抑えるべきポイントとは?

観葉植物を育てたことがある、また今も育てている方。うっかり植物を枯らしてしまったり、弱らせてしまった経験はありませんか?大切にしていた植物が弱ってしまうのはとても悲しいですよね。どうすれば植物を枯らさずに育てていけるのでしょう?実は、ポイントさえ押さえておけば、簡単に防ぐことが出来るんです。

目次

植物が弱る原因

どうして植物が弱ってしまうのか?その原因はいくつか考えられます。

まず、一般的にいわれている「植物を弱らせる原因」をあげていきましょう。

水不足

忙しくて世話が出来ず、水をあげ忘れて枯らしてしまった…そんなお心当たりはありませんでしょうか。

葉の元気がなくなってきていても、お水をしっかりあげれば復活します。ですが、様子の変化に気づけないまま土が長期間カラカラの状態にさせてしまうと、やはり植物へのダメージは大きくなります。

日光不足

品種によって個体差はありますが、たいていの植物は育つうえで多少の日光を必要とします。

まったく日に当たらないことで、新しい葉が出にくくなったり、ひょろひょろと頼りない見た目になってしまったり、植物が呼吸する上で必要な葉っぱが落ちてしまうことがあります。

肥料不足

長期間同じ鉢のままで育てていたりすると、土は養分がなくなっていきます。たくさん花をつける種類の植物は、肥料が足りなくなると咲かなくなってしまうことも。必須ではありませんが、丈夫に育てるサポートとして取り入れるのがおすすめです。

エアコン

人間同様、エアコンの風が直接当たり続けることで、植物は乾燥してしまいます。蒸散(じょうさん:葉から水蒸気を出す働き)が進みすぎてしまい、葉が水分をキープ出来なくなって萎れてしまうんですね。また、乾燥のしすぎはハダニなどの害虫がつきやすくなる原因にもつながります。

例を4点あげてみましたが、いかがでしたか?

植物によくないのはわかるのですが、さほどインパクトがありませんよね。

実はこれらの要因は、植物を「弱らせる」原因になっても、「枯らしてしまう」決定打にはならないんです。

では、植物に1番ダメージを与える原因は何なのでしょうか。

後半はそこに焦点をあてていきます。

最も植物が弱る原因=「根腐れ」

どの植物も、土の中から養分や水分を吸い上げて生きています。

根は本体を支えているだけでなく、植物が生きていくために最も重要な部分なんですね。

根が腐ると、栄養を摂ることが出来なくなるため、たちどころに植物は弱り枯れやすくなります。

観葉植物を育てるうえで、最も気を付けたいのは「根腐れ(ねぐされ)」なんです。

根腐れとは?

その名の通り、「根が腐ってしまうこと」です。

水をあげすぎていたり、土の水はけが悪かったりすることが原因です。常に土の中が湿った状態でいると根が腐りやすくなります。鉢植えであれば、体積も土の量も限りがありますよね。根が吸い上げる水分にも限界があるので、余った水分は土の中に留まることになります。

根が腐れば、水を吸い上げる力がなくなるため、植物が枯れる原因になるのです。

根腐れを防ぐ対策

では、根腐れさせないため、どんなことに気を付けたらいいのでしょうか。

水をあげるときはたっぷり

そうはいっても、植物が育つために水やりは欠かせません。

水は、土の表面が白く乾いてきたらあげる、で充分です。あげるときは、鉢の下から水が出てくるまでたくさんあげるのがいいでしょう。

受け皿に水がたまった状態も、根腐れを招きやすくなります。受け皿の水は捨てましょう。

水やりは可能であれば、受け皿を外し、ベランダやお風呂場であげるのがおすすめ。しばらく置いて、鉢を持ち上げても水が滴らなくなってから受け皿を当てれば、あとで水を捨てる手間が省けます。

水はけのいい土を使う

土の表面が乾きにくいようであれば、土の水はけが悪い可能性があります。植物の品種に適した専用の土がホームセンターやネット通販でも購入できますので、おうちの観葉植物に合った土に植え替えてあげるといいでしょう。植え替えは、成長期の春先~夏くらいがベストですが、そのまま枯らしてしまう可能性があるなら植え替えてしまってOKです。

冬場の床暖房・電気カーペットに注意

お部屋の環境によりますが、床暖房や電気カーペットのあるお部屋は注意が必要です。

熱源に鉢を直置きしていると、鉢の中があたたまりすぎてしまい、根が腐ることがあります。
台やマットの上に鉢を置くなど、鉢本体に熱が伝わりにくくしてあげることで充分対策になります。かわいい花台やキリムなどの敷物を使うと、インテリアのポイントにもなってくれるのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

気に入った植物相手だと、たくさん世話をしたくなり、つい水をあげすぎてしまいがちです。かまいすぎず、多少ほったらかしてあげるのも愛情だといえるかもしれません。
長く植物と付き合うためにも、ほどよい水やりを心がけましょう。

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