観葉植物は、大きなものから手のひらに乗るほどの小さなものまで、サイズ感のバリエーションが豊富です。コンパクトな植物を選んで、雑貨感覚でお部屋に飾ってみるのはいかがでしょうか。ひとつグリーンがあるだけで、ワンルームに彩りと奥行きを加えることが出来ますよ。
育てやすくておすすめ!小さい観葉植物10選
テーブルヤシ
名前のとおり、テーブルに置けるほど小さいテーブルヤシ。涼やかな印象で、インテリアに取り入れやすいサイズ感が人気です。一般的なヤシ類に比べて、葉はやわらかく繊細です。
日陰でよく育ちますが、直射日光が苦手です。成長して株が増えすぎたら、株分けをしてあげましょう。
クワズイモ
サトイモによく似ているのに食べられないことから名前がついたクワズイモ。100円ショップでも購入できる身近な観葉植物で、グリーンの大きな葉が特徴的です。
台湾や東南アジア原産で、耐寒性・耐陰性ともに強く、丈夫で育てやすい品種です。子株が出来たら株分けして増やすことが出来ます。
ペペロミア
流通している品種がとても豊富で、つるが伸びるもの、葉の色が赤みのあるものなど、タイプも様々です。いずれも、茂る小さな葉は肉厚でつややかな印象です。
葉に水分を蓄える性質があるため、乾燥に強く丈夫です。日差しの当たらない明るい室内を好みます。
ポトス
定番かつ育てやすくて人気の植物です。明るい緑の地に黄色い斑が入ったもの以外に、緑1色のものやライムグリーンの葉など、手に入る品種も豊富です。色味違いを寄せ植えするのもおすすめ。
どんなお部屋の環境にもなじみやすく、成長も早い特徴があります。伸びたつるは水に挿し、水耕栽培にしてもきれいです。
コーヒーノキ
コーヒーの原料となる実をつけるコーヒーノキ。小さな苗木は鑑賞用として人気があります。コーヒーカップに入れて育てても可愛いです。
耐陰性はありますが、日光が大好きです。日当たりのいい場所に置いてあげるとバランスよく育ちます。乾燥に強く、寒さに弱いです。冬場は室内で育ててあげましょう。
スパティフィラム
葉を楽しむ観葉植物が多い中で、花をつける品種として人気です。葉と葉のあいだから伸びる真っ白い鳥の羽のような花は、とても上品で愛らしい様子をしています。
日陰でもよく育ちますが、明るい場所に置いた方が花が咲きやすいです。成長して株が増えたら、成長期に株分けをしてあげましょう。
ドラセナ
細い葉、幅広い葉、緑1色の葉、斑入りの葉。同じドラセナでも種類は多彩で、いずれも育てやすい観葉植物の代表として不動の人気です。
耐陰性がありますが、葉の発色を良くするために光に当てて育ててあげるのがおすすめです。直射日光を避け、薄手のカーテン越しの明るさがベストです。
ヒメモンステラ
トロピカルなアクセントを加えてくれるモンステラ。ヒメモンステラはその小型バージョンです。丸く広がる葉に、穴や切れ込みが入る特徴があります。
高温多湿を好み、日陰〜明るい室内でよく育ちます。つるが伸びて樹形が乱れてきたら葉を剪定しましょう。
ソテツ
トゲトゲとした細く固い葉をつけるソテツ。化石が残っていることから、1億年以上前のジュラ紀から地上に自生し、生き残ってきたのではないかと言われています。
乾燥にとても強く、水やりの頻度は少なめで育ちます。丈夫で害虫にも強いです。日陰だと新芽がひょろひょろと徒長しますので、日当たりのいい場所に置いて育ててあげるのがおすすめです。
ワンルームで植物を育てるコツ
光の向き
ワンルームは光が1方向からしか入らない事が多いです。植物は光のある方を向いて伸びていくため、たまに向きを変えてあげるとバランス良く育ちます。
水やり
霧吹きをひとつ置いておきましょう。土への水やりは控えめでも、葉水は1日1回してあげるのがおすすめです。葉がみずみずしいときれいな見た目を保てるだけでなく、葉の裏につく害虫予防にも効果的です。
土への水やりは、土の表面が乾いてからたっぷりあげます。量は、鉢底から水があふれてくるくらいが目安です。
風通し
植物は空気の浄化作用がありますが、風通しが悪くこもった空間は苦手です。定期的に換気をして空気を入れ替え、自然の風に触れさせてあげるといいでしょう。
同じ風でも、エアコンの直風が当たると乾燥しすぎてしまいます。風向きや置き場所を変えるなど少し工夫してあげるのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
小さな鉢植えは、100円ショップでも購入することが出来ます。気になる植物を見つけたら、ぜひ手に取ってみてください。ひとつ上手く育つと、きっともっと増やしたくなりますよ。