シソ(大葉)の育て方は?種、苗からの育て方や虫が付きにくくなる方法をご紹介

爽やかな香りと味わいで、お料理をおいしく彩ってくれるシソ。育てやすく、小型のプランターでも栽培することが出来るので、ベランダでの家庭菜園にも向いています。育てる楽しみと食べる楽しみ。どちらも味わえるシソを、お家で育ててみましょう。

目次

シソ(大葉)の基本情報

シソと大葉には違いがある?

同じ葉をシソと呼んだり、大葉と呼んだり。シソと大葉は、同じものを指しています。香味野菜として売られる場合に「大葉」で流通することが一般的です。

呼び方が異なるのは、昔の商品名の区分けの名残だといわれています。シソの芽と葉が分けて売られていた頃、葉を「大葉」と呼んでいたことに由来しているようです。シソの芽は、本葉が出てくる前の双葉を指しており、現在も薬味やお刺身のツマに用いられています。

また、地域によって呼び方が変わる説も。はっきりと区分けは出来ませんが、東日本ではシソと呼ぶことが多く、関西以西では大葉と呼ばれる傾向が強いようです。

青ジソと赤ジソ

シソの葉には、緑のものと赤紫のものがあります。青ジソは、葉や茎ともに緑色で、独特のすっとする香りが特徴的です。赤ジソは、梅干しの色付けやジュースなど、葉の色を生かした使い方で知られています。

青ジソはハウス栽培されることが多く、通年入手しやすいですが、赤ジソは夏が旬です。梅干しを漬ける時期に最も多く出回ります。

ハーブとしての顔

シソは、現在薬味として多用されていますが、古来日本では薬効のある和製ハーブとして用いられてきました。シソの効能として、殺菌・防腐効果、食欲増進効果があり、食中毒の予防や胃腸を整える目的で使われていたといいます。

昨今、βカロチンやビタミンB/E、食物繊維、赤ジソのアントシアニンなど、栄養面・美容面に嬉しい成分を豊富に含んでいることで注目されている食材でもあります。

シソには「力が蘇る」という、秘められた薬効に由来した花言葉もつけられています。

シソの育て方

タネから育てるなら

シソをタネから育てるなら、4~5月に蒔くのがおすすめです。タネは、土に蒔く前日に丸一日水に漬けておくと芽が出やすくなります。発芽率70%以上といわれ、比較的芽が出やすい植物です。タネを蒔いた後は、うすく土を被せ、その後ジョウロで優しく水を蒔き、乾燥させないように発芽まで様子を見ます。

芽が出てきたら、成長の遅いもの、ひょろひょろした苗は間引き、茎の太いものを残すようにしましょう。

苗から育てるなら

シソを苗から育てる場合、葉の色つやがよく、しおれていないもの、茎がしっかりした苗を選ぶようにしましょう。本葉が4~5枚あるものを選ぶと、すぐに植え付けることが出来ます。

プランターに複数の苗を植える場合、間隔に気をつけて植えましょう。株と株の間を空け、日が当たりやすいようにすることで、新しい葉をつけやすくなります。

日当たり

強い日差しは避け、風通しのいい半日陰で育てるようにしましょう。ベランダに置く場合は、コンクリート直置きではなく、花台など高さを出すと暑さに負けにくくなります。

直射日光にあたると乾燥し、葉が硬くなってしまうため注意が必要です。

用土は野菜用培養土がおすすめ

市販のされている野菜用培養土が便利です。肥料が含まれているものが多いため、そのまま使えるので初心者の方でも安心です。

水はたっぷりと

やや湿り気のある土壌を好むため、土の表面が乾きかけたら、たっぷりと水を与えるようにします。水が足りなくなると葉がしおれて垂れますが、暑い日は日中の水やりは避け、気温の比較的低い朝と夕方にあげるようにしましょう。

摘心

シソの丈が30cm程になったら、枝の先端を切ります(摘心:てきしん)。先端の芽を摘心することで脇から出る芽が増えるため、葉を増やすことが出来ます。

防虫剤でしっかり対策

アブラムシ・ハダニに注意が必要です。これらは葉の裏につきますので、水やりの際に葉裏のチェックを心がけるようにしましょう。

予防策として、酢が原料になった防虫剤を使うのがおすすめです。スプレー状で簡単に散布できるので、葉が出てきたら吹きかけておくと安心です。

収穫と活用方法

収穫のタイミング

シソの葉が大きくなり、幅が4~6㎝程度まで育ってきたら、ハサミで切って収穫します。

お料理に使う場合、収穫したフレッシュな状態ですぐ使うのがおすすめです。たくさん採れて使い切れない場合は、湿らせたキッチンペーパーで1枚ずつ葉を包み、冷蔵庫の野菜室で保管すると長持ちさせることが出来ます。

葉の収獲が落ち着いたら、今度は、穂ジソ(シソの実)を収穫することができます。

穂ジソは、お刺身に添えられることが多いですが、実を集めた塩漬けは、常備菜やおつまみにもおすすめの1品になります。

シソの活用方法

自宅で採れたフレッシュな葉を使って、さまざまなシソレシピを楽しむことが出来ます。

葉をまるごと使って、おにぎりやハンバーグ、つくねを巻いたり。刻んで、パスタや納豆、お豆腐にのせたり。ピューレ状にして自家製ドレッシングをつくったり。

メインとしても薬味としても活躍してくれます。

欲張りすぎで、葉を摘みすぎてしまわないように気をつけましょうね。

まとめ

暑さに負けそうなからだを整える効果があるシソ。ご自宅で育てて、お料理に使ってみましょう。ご自身で育てた食材を使うことで満足感・達成感も得られ、心の栄養補給まで出来てしまいそうです。

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