秋の花・キクのもつ花言葉をお届け!怖いというウワサの真実は?

キクは、桜と並び、日本ではとてもなじみの深い花です。古来より生活の中にとけこみ、自然と目にする機会の多い花でした。通年手に入りやすい花ですが、開花の最盛期は秋です。身近なものほど、知らないことは多いもの。キクには、どんな花言葉が込められているのでしょう。キク科の仲間も併せてご紹介していきます。

目次

キクの基本情報

キク科キク属に分類されるキクは、国内での生産量が最も多い花だといわれています。かつて中国から薬草として渡来したキクは、現在では仏花やお彼岸などの献花として需要が高い花となっています。また、近年は華やかな改良品種が多数増え、フラワーアレンジメントにも多く使われている側面があります。

最盛期は8~10月。キクは、ホシミグサ(星見草)、チヨミグサ(千代見草)という名前も持ち合わせています。

和菊と洋菊

日本とキクの歴史は、奈良時代にまで遡ります。日本に渡ってきた後、観賞用に品種改良されたものが「和菊」と分類されています。職人が腕をふるった迫力のあるキクは、日本各地で品評会が開かれているだけでなく、近年は現代アートとのコラボレーションなど新しい楽しみ方が模索され、注目が集まっています。

和菊と対照的に、逆輸入の形で人気が高まったのが「洋菊」です。江戸時代、海外へ渡ったキクはヨーロッパを中心に改良が施され、多数の華やかな園芸品種が誕生しました。洋風のおしゃれな色合いや咲き姿の種類が多く、アレンジやブーケにも取り入れやすいデザイン性の高さが魅力となっています。

キクの花言葉

全般に共通する花言葉「高貴」「高潔」「高尚」

これらは、気品のあふれるキクの花姿に由来してつけられた花言葉だといわれています。仏花の印象が強いキクは、実は縁起物。古来、キクには邪気を払う効果があるとされ、仏様へ敬意を払う為に用いられるようになったという経緯があるのです。皇室の紋章や議員バッジ、パスポートの表紙、50円硬貨など、キクのモチーフは広く使われています。

キクには、英語での花言葉もつけられています。

「cheerfulnes(上機嫌、元気)」

「You’re a wonderful friend(あなたはとても素晴らしい友達)」

日本との印象と大きく異なる言葉が選ばれているのは興味深いところですね。

色別の花言葉

赤 …「あなたを愛しています」

白 …「真実」

黄色 …「破れた恋」

これらは、英語での花言葉がベースになっていると考えられています。

キク科の花と花言葉

キクと同じく、キク科の仲間には、私たちがよく知っている花がたくさんあります。咲き方には大きな違いがあるものの、大元は同じ仲間としてつながっています。

ガーベラ(キク科ガーベラ属)

花言葉:「希望」「常に前進」

開花時期:4~6月・10~11月

色バリエーション:赤・白・ピンク・黄・オレンジ・紫・緑

カモミール(キク科シカギク属)

花言葉:「逆境で生まれる力」

開花時期:5~9月

色バリエーション:白・黄

コスモス(キク科コスモス属)

花言葉:「乙女の真心」「調和」「謙虚」

開花時期:6~11月

色バリエーション:赤・白・ピンク・オレンジ・黄・チョコレート

ダリア(キク科ダリア属)

花言葉:「華麗」「優雅」「気品」「移り気」「不安定」

開花時期:6~11月

色バリエーション:赤・白・ピンク・オレンジ・黄・紫

デイジー(キク科ヒナギク属)

花言葉:「純潔」「美人」「平和」「希望」

開花時期: 12~5月

色バリエーション:赤・白・ピンク・紫

ひまわり(キク科ヒマワリ属)

花言葉:「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」

開花時期:7~9月

色バリエーション:オレンジ・黄

ベニバナ(キク科ベニバナ属)

花言葉:「化粧」「装い」「包容力」

開花時期:5~8月

色バリエーション:黄

マーガレット(キク科モクシュンギク属)

花言葉:「恋占い」「真実の愛」「信頼」

開花時期:11~5月

色バリエーション:白・ピンク・赤・クリーム・黄

マリーゴールド(キク科マンジュギク属)

花言葉:「嫉妬」「絶望」「悲しみ」

開花時期:4~12月

色バリエーション:黄・オレンジ・白・赤

切り花の選び方

キクは開花後、2週間は持つ寿命の長い花です。切り花を買うときには、なるべく新鮮で長持ちするものを選ぶようにしましょう。キクは咲いて日が経つと、葉に張りがなくなってきます。購入の際、葉に水が行き渡ってハリがあるものを選びましょう。

また、キクはゆっくりと開花するため、外側の花びらからしおれていきます。花の裏側を見て、色褪せや萎れた花びらがないか確認してみましょう。裏側まで花びらがきれいなものはより長く楽しめます。

まとめ

私たちが「キク」と聞いて思い浮かべる花は、実はほんの一部。新しい品種が日々たくさん生まれていく中で、古くからあったキクのイメージは、少しずつ変わりつつあります。海を越えて親しまれているキクは、その種類が増えるにつれて、新しい花言葉も付け加えられていくのかもしれませんね。

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