毎年、5月の第2日曜日は「母の日」です。贈り物の王道はやっぱりカーネーションですよね。
定番は定番として、依然高い人気がありますが、近年はギフトのバリエーションも広がりつつあるようです。素敵なものがたくさんあるので、2021年今年はどんなお花のギフトにしようか、迷ってしまいますよね。
この記事では、母の日にあげたい人気の花ギフトをご紹介いたします。
王道!カーネーションのギフト
フラワーアレンジメント
カーネーションをメインに使った明るい色のフラワーアレンジメント。もらったらそのまま飾って楽しめる手軽さも魅力です。合わせるお花の色や種類によって、イメージを変えられるのもいいですね。
赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」、ピンクは「感謝」、白は「尊敬」など、それぞれの花言葉も母の日にぴったりです。
鉢植え
長く楽しんでもらえるギフトとして人気なのが、カーネーションの鉢植えです。単色もきれいですが、グラデーションやレース模様のようにふちどりがあるものなど、見た目にも楽しい花の種類も増えてきています。
花が楽しめるのは4~6月くらいまで。日当たりがよく、風通しのいい場所で育てるとよく花がつきます。花が終わったものから、花がらを取り除いてあげるのがおすすめです。
プリザーブドフラワー
生花のような美しさを楽しめるプリザーブドフラワー。カーネーションの花は加工に向いているため、花材としてもよく用いられています。プリザーブドフラワーのメリットは、色鮮やかさを年単位で保てることと、生花にはない色味を出せること。
カーネーションを使ったゴージャスなアレンジメントや、ガラスの器に可愛く飾り付けたものなど、お部屋を彩るインテリアアイテムとして、お花を取り入れやすい手軽さが魅力です。
カーネーションだけじゃない!おすすめの花ギフト
母の日=カーネーションという定番の概念が、少し変わり始めているかもしれません。
カーネーション以外にも、母の日ギフトとして人気のお花が増えてきています。なかでも新しい品種や華やかな見た目、珍しい色合いの花が好まれる傾向にあるようです。
アジサイ(紫陽花)
季節柄もあるのでしょう、母の日にアジサイを贈る方も多いようです。美しく咲きながら少しずつ花の色を変えることから、アジサイには「移り気」「浮気」「無常」などの花言葉がつけられています。
青いアジサイには「辛抱強い愛情」、白には「寛容」、ピンクは「元気な女性」という、色ごとの花言葉もあります。
青紫色の定番アジサイの他に、純白のアナベルや、黄緑から白に変化するシュガーホワイト、クリームからピンクに変わるコットンキャンディなど、色の変化や花のかたちが可愛らしいものが特に人気です。
バラ
「愛」「美」にまつわる花言葉を持つバラ。いつまでも若々しくきれいでいてほしいお母さんに、バラの花を贈るのも人気です。赤いバラには「愛情」「美」、白いバラには「深い尊敬」、ピンクのバラには「上品」「しとやか」の花言葉があります。
やさしくみずみずしい香りも、バラの魅力のひとつです。バラの持つ香りには、美肌や安眠効果があり、ラベンダーの約3倍ものリラックス効果を得られるといわれています。バラの花を贈ることで、普段忙しく過ごしているお母さんを労い、ゆったりした気分にさせてあげられるのではないでしょうか。
ユリ
華やかで大きな花が特徴的なユリ。古来より、女性の美しさを例えるものとして名高い花です。花びらの先が丸みを帯びたもの、バラのように幾重にも花びらをつけるもの、ふちどりのように異なる色が混ざるもの。ユリの仲間は多く、その美しさにもさまざまな種類があります。
全般に共通する花言葉は、「純粋」「無垢」「威厳」、英語の花言葉には「refined beauty(洗練された美)」という言葉もつけられています。
花の色によっても、印象は大きく変わります。お母さんに似合うユリを探してみてはいかがでしょう。
母の日のダズンフラワー
「ダズンフラワー」という言葉をご存知でしょうか。ダズン=ダース、12本に束ねたお花のことを指します。
12本揃った花のひとつひとつに、幸せを願った意味を込める花束です。
ダズンフラワーに込める願い
- 感謝
- 誠実
- 幸福
- 信頼
- 希望
- 栄光
- 愛情
- 情熱
- 真実
- 尊敬
- 努力
- 永遠
元々は結婚式の演出のひとつ、“ダズンローズ”という風習から生まれた言葉です。新郎から新婦へ、12人の参列者から1輪ずつもらった花を束ねて贈るダズンローズ。ヨーロッパで人気だった風習がベースとなり、プロポーズの再現として挙式で行われています。
「ダズンフラワー」は、男性から女性への愛を伝える表現にとどまらず、広義で取り入れられています。
選ぶ花にもルールはありません。色とりどりのガーベラなど、季節のお花をたくさん入れてもきれいですよね。
感謝の気持ちを込めて、大切なお母さんに12本の花を選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
ありがとう、といつも思っていても、なかなか感謝の気持ちは伝えにくかったりしますよね。普段照れくさくて言えない言葉でも、代わりにお花が伝えてくれる気がします。
母の日、きれいなお花をお母さんに贈ってみませんか。