「希望」の花言葉を持つ植物

花の持つ明るい色や、健気に咲く姿を見ると、こちらまで元気をもらえるような気がしますよね。前向きな気持ちを分けてくれるような、「希望」の花言葉を持つ花を集めました。

目次

花言葉に「希望」を持つ花

ガーベラ

花の時期:4月~6月・10月~11月

色バリエーション:赤・ピンク・白・黄・オレンジ

明るく活発な印象を与えてくれるガーベラ。切り花の定番で、人気の高い花です。一重のもの、八重のもの、花びらがひらひらと細いもの、内側だけ色が異なるもの。色や咲き方は豊富で、品種は約2,000種にのぼるといわれています。あまり知られていませんが、アフリカ千本槍(センボンヤリ)、花車(ハナグルマ)という和名がつけられています。

ガーベラの花言葉は、「希望」「常に前進」です。英語では「cheerfulness(上機嫌・元気)」「beauty(美)」の花言葉が付けられています。

前向きな花言葉は、陽気な雰囲気を全身で表す花姿に由来しているとのことです。

アヤメ(アイリス)

花の時期:5月

色バリエーション:紫・白

凛とした花姿が印象的なアヤメ。原産地は日本、アジア北部です。アヤメは、元々はショウブ(菖蒲)のみを指した言葉でしたが、現在はカキツバタ(燕子花)、ハナショウブ(花菖蒲)なども含めた総称とされています。アイリス(Iris)は、ギリシャ語で「虹」を意味する言葉です。花の美しさが虹のように美しいことからつけられた名前だといわれています。

アヤメの花言葉は、「希望」「よい便り」「メッセージ」。英語では「hope(希望)」「message(伝言)」「faith(信頼)」「friendship(友情)」「wisdom(知恵、賢さ)」です。

デイジー(ヒナギク)

花の時期:2月~5月

色バリエーション:白・ピンク・赤・紫

丸みのある小さな花をぽんぽんと咲かせるデイジー。日本に入ってきた明治初期、小さくてかわいらしい菊だと賞賛され、ヒナギク(雛菊)の和名がつけられました。花期が長く、咲いた花がずっと楽しめることから、エンメイギク(延命菊)とも呼ばれています。現在は品種改良が進み、カラフルな園芸品種も多数出回っています。

デイジーの花言葉は、「希望」「純潔」「美人」「平和」。英語では、「innocence(純潔)」「beauty(美)」の花言葉を持ちます。

トルコキキョウ(リシアンサス)

花の時期:3月~6月

色バリエーション:白・ピンク・黄・緑・紫・青

やわらかい花びらが幾重にも重なるトルコキキョウ。バラに似た咲き方ですが、バラよりもやや控えめで奥ゆかしい印象の花です。

トルコキキョウは和名で、リシアンサスの名称でも流通しています。和名の由来には諸説ありますが、花びらの青い色がトルコ石を連想させる説、つぼみの形がトルコ人の巻くターバンを思わせる説があります。

花言葉は、「希望」「すがすがしい美しさ」「優美」。英語では「appreciation(感謝)」「calming(穏やか)」です。いずれも、気品の中に可愛らしさが混じる花姿に由来する花言葉だといわれています。

サンザシ

花の時期:5月~6月

色バリエーション:白・ピンク

いちごの花のような、可憐で丸みのある花を枝いっぱいにつけるサンザシ(山査子)。漢方や生薬としても知られています。サンザシの赤い実は、古くは血の巡り・消化促進を助ける薬として重宝されていましたが、爽やかで甘酸っぱい味わいが好まれ、現在ではドライフルーツやお菓子の原料・お酒など、広く使われています。

サンザシの花言葉は、「希望」「慎重」。

1年でもっとも楽しみが募る時期に咲くことから「希望」、枝にトゲがあることに由来して「慎重」の花言葉がつけられたといわれています。

スノードロップ

花の時期:2月~3月

色バリエーション:白

すずらんによく似た白い花をつけるスノードロップ。冬が終わり、寒さがゆるむ頃に咲く、春を知らせる花の一つです。雪解けを待って咲くことから、マツユキソウ(待雪草)の和名がつけられています。

スノードロップの花言葉は、「希望」「慰め」。

これらは、旧約聖書に登場する、アダムとイヴの物語に由来した花言葉だといわれています。禁断の果実を口にしたことにより、エデンの園を追われることになったアダムとイヴ。嘆き悲しむイヴを哀れんだ天使は、あたりに舞い落ちる雪をスノードロップの花に変えました。もうすぐ春がくることを告げ、天使は2人を慰めたといわれています。

オーニソガラム

花の時期: 4月~6月

色バリエーション: 白

華奢なユリのような真っ白い花をつけるオーニソガラム。1輪に6枚の細長い花びらをつける清楚な花は、星にも例えられる美しさです。オーニソガラムは、英語でスター・オブ・ベツレヘム(Star of Bethlehem)とも呼ばれています。キリストの誕生を知らせ、ベツレヘムへと導いた“ベツレヘムの星”。キリスト教徒にとって大切なシンボルである星に例えられている花です。

花言葉は、「純粋」「才能」。英語の花言葉では、「hope(希望)」「purity(純粋)」「reconciliation(和解)」とつけられています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「希望」の花言葉には、明るい未来を信じたいという前向きなメッセージが込められています。がんばりたくても元気が出ないようなとき、お花屋さんに立ち寄ってみてください。色とりどりの花が、心を軽くするお手伝いをしてくれるかもしれません。

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