ポトスは観葉植物の中でも人気の高い植物です。
観葉植物に詳しくない人でも「ポトス」と言う名前を聞いたことがある人は少なくはないと思います。
観葉植物の中でも、育てやすく上部なので、初心者の人にもおすすめです。
今回は、ポトスの育て方についてお伝えします。
ポトスってどんな植物?
植物名 | ポトス |
別名 | オウゴンカズラ |
科名 | サトイモ科 |
属名 | ハブカズラ属 |
原産地 | 東南アジアから南太平洋諸島 |
日当たり | 日なた~半日陰 |
花言葉 | 「永遠の富」「長い幸せ」「華やかな明るさ」 |
誕生花 | 4月17日 |
ポトスは、東南アジア熱帯雨林地帯が原産地で、サトイモ科ハブカズラ属の観葉植物です。
8℃~20℃程度の日なたは、ポトスを育てるうえで最も適した環境ですが、直射日光には注意しなければいけません。
特に真夏の直射日光は気温が高くなるため、葉っぱが焼ける原因へつながります。
ポトスは基本的に丈夫な植物なので、特別肥料を用意する必要がないため、初心者の方でも育てやすいです。
もしポトスを大きくしたい場合などは、緩効性肥料を追肥します。
ポトスの生育が活発になる時期は4~5月の暖かな時期なので、この時期に合わせて追肥を行うのが最も効果的です。
ポトスの特徴
ポトスにはつる性植物の特徴としても言われている登坂性があります。
茎の伸びていく方向を上に向けて育てることで、葉が大きくなるように育ちます。
ポトスが光合成をしようと働いているのが分かります。
鉢物で土管理のものは、支柱を立てて上向きに茎を誘引するのがおすすめです。
ポトスの育て方
ポトスは日光を好みますが、真夏の直射日光には弱いので、長時間直射日光に当てないように気を付けましょう。
また、耐陰性があるので、日向よりも半日陰になるところに置くようにするのが適しています。
ポトスを育てるのに適した土には、根腐れを起こさないようにできるだけ水はけのよい土を使うことがおすすめです。
高温多湿を好む植物ではありますが、水はけの悪い土を使ってしまうと根が呼吸できなくなり、根腐れを起こしてしまう可能性があるので注意しましょう。
ポトスからコバエが発生するのを防ぐために、土の表面を赤玉土や鹿沼土、化粧砂などの無機質の用土で覆うようにするのもおススメです。
水やりのタイミング
15度以上の気温がポトスにとって適した気温だと言われており、気温が10℃前後になると生長が緩慢になります。
気温が15度を下回る場合には、水をあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らします。
表面の土が乾燥すると水やりをしなければいけないと思われる方もいると思います。
ポトスの場合は、表面の土が乾燥して2~3日経ってから水やりをするようにします。
「鉢土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと」水やりをするのが、ポトスを育てるうえでの基本です。
鉢の受け皿に水が溜まっていると、根腐れの原因にもつながるので注意しましょう。
日が高くなる前の朝~午前のうちに水やりをするのがベストな時間です。
ポトスは室内でも育てることが出来ます。
葉っぱに誇りがたまらないように、水やりと同じタイミングで、霧吹きを使って葉をふくことも忘れてはいけません。
気温が高い時はたっぷりのお水をあげますが、冬の間は水やりを控えめにし、やや乾かしぎみにします。
室内で育てている場合には、暖房機器で室内の空気が予想以上に乾燥していることがあるので、様子を見ながら水やりを行うと良いでしょう。
また、ポトスが通常耐えられる温度が10度前後と言われていますが、極度に寒い環境では低温に弱いので、育たなくなる可能性が高くなります。
ポトスの冬越し気温は5℃以上が目安となるため、気温に気を付けて育てることも重要なポイントです。
ポトスに肥料を使う場合
基本的に、ポトスを育てるうえで肥料がなくても育てる事ができると言われていますが、より大きく成長させたい場合や、苗の定植時や植え替え時などに、長くゆっくり効くタイプの「緩効性肥料」を施します。
肥料を与える頻度は、その時だけでも十分なのですが、美しい葉色を保ちつつ株を育てたい場合は、生育期に追肥を与えます。
追肥をする場合には冬の間は避け、5~10月の生育期間中に行います。
緩効性の化成肥料を2か月に1回程度与えるのがおすすめです。
肥料は過剰に与えると、根が肥料やけを起こす場合があるので、説明書や注意書きをよく読んでから使うようにしましょう。
ポトスと相性のいい植物
ポトスは寄せ植えにして楽しむことが出来ます。
寄せ植えにする際には、似たような環境を好む植物や似たような雰囲気と組み合わせるのがおすすめです。
その他に、シンゴニウムやプミラ、テーブルヤシといった観葉植物との相性も抜群です!
ポトスのアレンジ方法
ポトスの飾り方には置いて飾る方法が基本です。
その他には、長いつるを垂らして飾る方法もオススメです。
吊るす飾り方は、スペースが限られた一人暮らしの方には特に有効な飾り方と言えるでしょう。
また、直射日光に気を付ければ、水挿しで窓際に飾るのもおしゃれな空間を演出することが出来ます。
おわりに
ポトスは育てやすく、丈夫なので、初心者の人にも人気のある観葉植物です。
知名度の高く、ポピュラーな観葉植物としても人気です。
気温には気を付けなければいけませんが、様々なアレンジも楽しむことも出来るのでおすすめです。